こんにちは。shiroです。
我が家は約1年前に衣類乾燥除湿機を購入しました。
きっかけは、子どもが生まれてから洗濯物の量がかなり増えたことでした。
洗濯物は「部屋干し派」なのですが、自然乾燥では追いつかなくなってしまったのです。
我が家では【シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)】を使用しています。
結論から申し上げますと、この衣類乾燥除湿機なしでもう夏は過ごせません!
今まで自然乾燥でどうやって過ごしていたの?と思ってしまうくらい必需品になってしまいました。
そんな衣類乾燥除湿機を選び方や特長なども含めて紹介します。
衣類乾燥除湿機の選び方
現在、市場には様々な種類の衣類乾燥除湿機が販売されています。
購入を検討する際に、どのような点を確認して選んだらいいのか迷うことも多いのではないでしょうか。
そこで、衣類乾燥除湿機の選び方を大きく分けて3つのポイントにまとめました。
除湿方式で選ぶ
まずは除湿方式の選択があります。
主な除湿方式は「コンプレッサー式」、「ハイブリット式」、「デシカント式」の3つです。
- コンプレッサー式
ヒーターを使用せず、空気中の湿った暖かい空気を冷やして除湿します。
エアコンの除湿機能と同じ仕組みです。
〈メリット〉
室温を上げ過ぎずに除湿できる。(夏場の除湿・衣類乾燥におすすめ)
電気代は3つの方式の中で一番安い。
〈デメリット〉
室温が20℃を下回ると除湿力が落ちる。(冬場は向いていない)
本体サイズが大きめ。 - デシカント式
乾燥剤を通して吸湿した空気中の水分を、ヒーターで飛ばして除湿します。
〈メリット〉
ヒーターが搭載されているため、冬場の除湿でも能力が落ちない。
本体サイズは小さめ。
〈デメリット〉
ヒーターによって室温が上昇する。(夏場は向いていない)
電気代は3つの方式の中で一番高い。 - ハイブリット式
室温に応じてコンプレッサー式とデシカント式を切り替えて除湿します。
〈メリット〉
1年中除湿と衣類乾燥をするのに向いている。
〈デメリット〉
本体価格が高い傾向にある。
本体サイズが大きめ。
我が家は夏場の衣類乾燥を主な目的としていたため、コンプレッサー式の衣類乾燥除湿機を選ぶことにしました!
除湿能力で選ぶ
衣類乾燥力は「除湿能力」の高さで決まります。
除湿能力とは湿度60%を維持した部屋で、1日中運転したときに何Lの水分を除湿できるかをメーカーが表した数値のことです。
Panasonicの公式サイトに掲載されていた表がとてもわかりやすかったので、参考にさせていただきました。
Panasonic公式サイトより
1日あたりの除湿量 木造住宅の除湿能力 鉄筋住宅の除湿能力 4.5~6.3L 6~8畳未満 13~16畳未満 6.3~8.0L 8~10畳未満 16~20畳未満 8.0~11.0L 10~14畳未満 20~28畳未満 11.0~18.0L 14~23畳未満 28~45畳未満
衣類乾燥除湿機は、使用する部屋の広さや洗濯物の量によって商品を選ぶことが大切です。
商品によって「適用畳数」というものが異なり、面積が大きい商品ほど除湿能力が高くなります。
また、洗濯物量は家族の人数などを考慮して、商品に掲載されている衣類乾燥時間や乾燥容量の目安を参考に選びました。
我が家は2~3人分の衣類乾燥が十分可能である、除湿量6.3~8.0L/日のものを選びました!
メンテナンスのしやすさで選ぶ
本体や排水タンク、吸込口などのお手入れが楽であるということも、衣類乾燥除湿機を選ぶ上で大切なポイントです。
また、除湿された水がタンクに溜まるため、溜まった水を排水しなければならない作業があります。
手動でタンクを外して排水する方法もあればホースを繋げて連続排水できる商品もあるため、どのようなタイプが合うかを事前に確認しておくといいかと思います。
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)を選んだ理由
除湿方式や除湿能力など、様々なメーカーの衣類乾燥除湿機をリサーチした結果、我が家は【シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)】を購入しました。
メーカーをシャープにした大きな理由は、メーカー独自の空気清浄技術である「プラズマクラスター」が搭載されていることです。
プラズマクラスターは衣類や空間を清潔に保ってくれるはたらきがあると知り、部屋干し派の我が家にピッタリな商品だと思いました。
また、シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)は2021年モデルですので、2022年に購入した当時は1年型落ちの状態でした。
調べてみたところ、こちらの型は毎年型番が変わって後継の衣類乾燥除湿機が発売されているものでした。
新型と旧型を比べたところ性能に変わりはなく、型落ちのものの方が値段も安かったため、CV-N71を購入することになりました。
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)の仕様・寸法
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)の仕様・寸法の一覧です。
シャープ公式サイトより
定格除湿能力(50Hz/60Hz)※1 6.3/7.1 L/日 除湿可能面積の目安※2
(木造住宅~コンクリート住宅)50Hz…8~16畳(13~26㎡)
60Hz…9~18畳(15~30㎡)プラズマクラスター7000*適用床面積(目安)※3 約8畳(約13㎡) 衣類乾燥時間(2kg)※4 約180分 衣類乾燥1回あたりの電気代目安※5 約14円 スイングルーバー 上下(手動) 左右なし 消費電力(50Hz/60Hz)
(1時間あたりの電気代目安)※6衣類乾燥(強)※7…175W(約4.7円)/ 190W(約5.1円)
除湿(強)※8…175W(約4.7円)/ 190W(約5.1円)
衣類消臭(強)…18W(約0.49円)/ 21W(約0.57円)運転音(50Hz/60Hz)※9 衣類乾燥…(強) 40/40dB (弱) 36/36dB
除湿…(強) 38/38dB (弱) 36/36dB
衣類消臭…(強) 39/39dB (弱) 27/27dB内部乾燥 衣類消臭モードを2時間切タイマーで設定可。 センサー 温度/湿度 現在湿度表示(目安)/満水サイン なし/あり タイマー 切タイマー(2/4/6時間) キャスター なし フィルター ホコリブロックプレフィルター チャイルドロック あり 排水タンク容量 約2.5L(ハンドル付) 連続排水 あり(市販のホース〈内径15mm〉が必要) 使用可能温度 4~38℃ 外形寸法(幅×奥行×高さ) 303×203×524mm 質量 約9.4kg *当技術マークの数字は、商品を壁際に置いて、衣類消臭「強」運転時にプラズマクラスター適用床面積の部屋中央(床上1.2m)で測定した1㎤当たりのイオン個数の目安です。
※1除湿「強」運転時。室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの1日あたりの除湿量。
※2日本電機工業会規格(JEM1411)に基づいた数値。
※3商品を壁際に置いて、衣類消臭「強」運転時に部屋中央(床上1.2m)で7,000個/㎤のイオンが測定できる床面積の広さです。
※4除湿機の衣類乾燥性能は一般社団法人日本電機工業会 自主基準(JEMA-HD090:2017)に基づき、以下の条件のもとで試験を行った値です。試験条件●部屋の広さ6畳相当●室温20℃、湿度70%●洗濯物:2kg相当(Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚)●製品位置:洗濯物の下方、外周近傍に設置●運転モード:衣類乾燥「強」運転時、60Hz運転時(実使用時の衣類乾燥時間は使用環境・使用条件により異なります)。
※5衣類乾燥「強」運転時での衣類乾燥時間の総消費電力量より算出。一般社団法人日本電機工業会 自主基準(JEMA-HD090:2017)により測定。電力料金目安単価27円/kWh(税込)[2014年4月改定](家電公取協調べ)で算出。
※6電力料金目安単価27円/kWh(税込)[2014年4月改定](家電公取協調べ)で算出。
※7室温27℃、湿度60%、衣類乾燥「強」運転時。室温30℃、湿度60%時の消費電力は180W/200W(50Hz/60Hz)。
※8室温27℃、湿度60%、除湿「強」運転時。
※9本体前方1mで測定。
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)の特長
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)の特長を紹介します。
高濃度プラズマクラスター7000
シャープ独自の空気清浄技術である「プラズマクラスター」が部屋干しの嫌な臭いを抑制し、衣類をしっかり乾燥させてくれます。
さらに、衣類に付いた汗臭を消臭するはたらきもあるようです。
普段なかなか洗うことのできない衣類やソファーなどの消臭にも使えて、かなり便利だと思いました。
また、衣類や部屋に付いたタバコの付着臭も分解して除去する効果があるとの試験結果もでています。
床まで届く下吹き送風
本体のルーバーを1番下向きの状態で使用することで、湿気が気になる足元周りにもプラズマクラスターイオンと除湿された風が届きます。
ルーバーは上下手動が可能です。
ルーバーを左右に動かすことはできませんが、今のところ不便は感じていません。
設置面積がほぼA4サイズでコンパクト
本体のサイズ(外形寸法)が幅303×奥行203×高さ524mmであり、とてもコンパクトです。
衣類乾燥除湿機を設置する場所が狭くても困らない大きさだと思いました。
我が家はリビングで洗濯物を干しているため、コンパクトなサイズであることはかなりありがたいです。
除湿能力7.1L/日(60Hz時)
1日あたりの除湿能力は7.1Lで、2~3人分の衣類乾燥であれば十分だと思いました。
コンパクトかつ、これだけの除湿能力があるため、購入する時の決め手にもなりました。
衣類運転モードと除湿運転モードがある
衣類乾燥はもちろんのこと、除湿運転をすることも可能です。
畳やカーペットなどの床、押し入れやクローゼットの除湿乾燥もできます。
また、天井や壁、窓ガラスの結露防止にも役立ちます。
タイマー設定・チャイルドロックができる
2・4・6時間の3つの時間でタイマー設定ができます。
短時間使用したいときなどに便利な機能です。
また、チャイルドロックの機能もついています。
小さなお子さんがいる家庭にオススメです。
連続排水ができる
背面の連続排水穴に市販のホースを差し込むことで連続排水ができます。
設置場所の近くに排水できる場所があるのであれば、タンクに溜まった水を捨てる手間が省けるのでいいですね。
私は連続排水の機能を使っていませんが、排水タンクを取り出して排水する作業を面倒に感じたことはありません。
排水タンクに取っ手がついているため、持ち運びしやすいところもお気に入りです。
内部乾燥機能がある
衣類乾燥運転や除湿運転をした後は、本体内部の冷却器に水滴が付いている場合があります。
清潔に保つためにも、定期的な内部乾燥をすることがオススメです。
内部乾燥機能は簡単に設定することができるので、気が付いたときにやるよう心がけています。
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)を1年使った感想
我が家の衣類乾燥除湿機デビューが【シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)】でした。
子どもが生まれてから洗濯物の量がかなり増え、乾燥機能がついていない洗濯機を使っている身としては藁にも縋る気持ちで購入を決意しました。
衣類乾燥除湿機を使い始めてから、部屋干しの臭いが全く気にならなくなったのは本当に嬉しかったです。
衣類乾燥除湿機を購入して1年が経ちましたが、夏場は毎日使っています。
これがないと夏を乗り越えることはできません。
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)はサイズがコンパクトで狭いスペースでも邪魔にならないところと、タンクのお手入れが楽なところが気に入っています。
運転音は若干うるさいようにも感じますが、主にリビングで使っているため、そこまで気になりません。
衣類乾燥除湿機の効果的な使い方
1年使ってみてわかった、衣類乾燥除湿機の効果的な使い方を紹介します。
衣類乾燥除湿機は、洗濯物の下方または外周近傍に設置すると乾きやすいです。
さらに、洗濯物の広範囲に風が当たるよう、ルーバーを上下に動かして風の角度を調節します。
また、洗濯物の量に合わせて運転モードを切り替えることも大切です。
シャープ衣類乾燥除湿機(CV-N71)は消費電力を抑えて衣類を乾燥するモードもあるので、便利ですよ。
まとめ
衣類乾燥除湿機を使い始めてから、部屋干しの世界観が変わりました。
夏場のジメジメとした時期を乗り越えるための、我が家の必須アイテムです。
部屋干しでお困りの方、衣類乾燥除湿機を使ってみたいけど悩んでいる方、衣類乾燥除湿機の購入を検討している方などに、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
今年の夏はもう終わりましたが、来年の夏に向けて購入を検討してみてはどうでしょうか。
コメント